遺言作成のための基本知識

ここでは、遺言書を作成するうえで、基本となる知識を掲載していきます。基本とは言っても、当事務所のこれまでの経験等から、注意したほうがよい点など、特に必要と思われる点は、少し応用的なお話も掲載していきます。

相続分とは、各相続人が相続する遺産の割合のことで、遺言がない場合には、法律で定められた割合(法定相続分)となります。例えば、相続人が妻と子2名の場合、妻が2分の1、子が各4分の1などと決められています。しかし、遺言者の中には、様々な事情から、この割合を変更したいと考える方もいるでしょう。例えば、子の...

「相続させる旨の遺言」と言われても、これだけでは、どのようなことか分からない方も多いと思います。しかし、実際の遺言では、私の経験上、おそらく最も多く利用されていると思われるのが、この「相続させる旨の遺言」です。以下、なるべく分かりやすく説明していきます。もし、遺言書がなければ、遺産は、原則として、相...

遺贈(いぞう)とは、遺言によって無償で他人に財産を与えることを言います。具体的には、遺言書に財産の一部または全部を誰かに遺贈すると書いておけば、自分に万が一のことがあったときには、法律上、その者に財産を取得させることができます。なお、遺贈する相手のことを受遺者(じゅいしゃ)と言いますが、これは、自分...

相続人が複数いる場合は、通常、複数の相続人の話合いにより、遺産は分けられます。つまり、「遺産分割」というものが行われるわけですが、遺言で、この遺産分割の方法を指定しておくことができます。また、この指定を信頼できる第三者に遺言で委託しておくこともできます。遺産分割の方法としては、まず、Aという財産は妻...

遺言によって、相続開始後(遺言者の死亡後)5年を超えない期間を定めて、遺産分割を禁止することができます。5年を超えない期間ですから、6年や10年というのは駄目ですが、3年や5年という期間を定めることはできます。また、遺産分割を禁止する財産は、財産全部について禁止することもできますし、一部の財産のみに...

遺言で出来ることの一つに、特別受益(とくべつじゅえき)の持戻しの免除というのがあります。しかし、特別受益と言われても、法律を勉強したことのある方ならともかく、普通は知らない方が多いと思われます。そこで、まずは、特別受益とは何であるかを簡単に説明いたします。相続人の中には、被相続人(ひそうぞくにん。亡...

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